T-34/85の作例で書けなかった部分についての解説などなど…【タンクモデリングガイド11 塗料別AFV塗装テクニック】

プラモ
フレットタングニッパーが高すぎるので自作する方法メモ
マジでフレットタングニッパーが高すぎる。 11000円とか16500円とか20000円とか、円安にしても死ぬほどお高い。 だいたい大した精度でもなく、薄い金属を切る工具にこの値段ってどういう了見やねん! というわけで自作する。 用意する材料は1.0mmのアルミ板とハンディーニブラー(スリーアキシスのものを使用しているが、似た形状ならなんでもいけると思われ)。 工具はアルミ板が切れるもの(金切バサミ推奨)、切断時のバリを除去するための金やすり、ハンマー(サイズはなんでもよい)、小さめの定規、ペン。

タンクモデリングガイド11 塗料別AFV塗装テクニックでは、タミヤエナメルやクレオスの水性ホビーカラー、ターナーアクリルガッシュなど塗料別で塗り方を解説しています。
内容的にはAFV塗装再検証1 WWIIドイツを少し思い出しますが(当時高2だったので)、今回のタンクモデリングガイドは塗料に関する解説がメインになっています。
モデルアート公式のnoteでサンプルが出ていますので、まだ買われていない方はぜひ。

今回のタンクモデリングガイド11 塗料別AFV塗装テクニックではクロアチア軍迷彩のT-34/85を製作しました。本の内容で塗料の解説や塗り方については一通り説明していますが、車輛に関する説明や考証に関する説明があまりできなかった(そもそも今回のテーマから外れている)ので、追加説明として記事を書きます。

まず、この箱絵にもなっている非常にヘンテコな迷彩の車両ですが…実在します。
所属は不明ですが、戦後撮影された写真に4枚程度(内メインで撮影は1枚)ではあるものの写りこんでいます。
下のリンク先に様々な写真があるので、確認しながら読んでいただければと思います。
(Posted: Friday, April 27, 2012 – 07:54 PM UTC投稿、下から6,7,8枚目)
https://archive.armorama.com/forums/191757/

様々な写真を含めて言える事として、このようなサイケデリックな迷彩はこの車両特有なものであるというのは間違いありません。
迷彩の赤色はどこから持ってきたのか…おそらくさび止めだと思いますが。
また、この車両は雑具箱が移動していることが見て取れますが、雑具箱を固定するための金具がなく、固定できていない(=走行中に脱落してしまう)ので、これは戦後に移動させたのでは?という感じです。なので作例上では元の位置に配置しています。
ヘッドライトは実車も片側がないので、ここは実車準拠です。
そして、僕も途中まで一切気付いていなかったのですが、燃料タンクは蓋が中央にあるタイプ2つと蓋端っこが一つになっています。

砲塔上のブローニング絡みのパーツはほぼパーシングのものと同一形状なので、覚えておくと作りやすいと思います。
でもキットから加工するとなると、結構面倒な変更点が多いのであまりやりたくはない内容ですね…









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